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「老夫婦物語」
先日ある公園で、ボケーっと池の鯉を眺めてたら、近くにいた老夫婦の会話が聞こえて来た・・
バァ「お父さん!止めときなさいよぉ!」
ジィ「なぁに!こんなモン素手で・・」
何と、ジィさん鯉を手掴みしようとしてるではないか!!
(このドシロウトが!鯉をバカにしてんのか!?)
そう思ってはいないが、危険を察知した俺は・・
「そこは本来、池に浸かってる場所だからコケで滑りますよ!止めて下さい!!」
と、近年マレに見る親切心で注意を促したんですが・・
ジィ「へっへっへ!」
腕捲り完了して気合い十分!
(キング・オブ・ドシロウトだな!)
と、思う隙を与えないイキオイで・・
ズル~ン!
ドッポ~ン!!
(・・レジェンドに昇格だよ、ジィさん!)
バァさんがオロオロしてるから、俺が引き揚げるしかないじゃないですか!
小綺麗だったジィさんが・・
只の汚泥臭いジィさんに早変わり。
さっきのイキオイはどこへやら・・
すっかり意気消沈したジィさんと、寄り添い慰めるバァさん・・。
・・何か、
俺が気まずくなったじゃないか!
見かねた俺は・・
「これ使って下さい・・」
新品のタオルを差し出した(二枚!)。
ズボンを脱ぎステテコ姿の、まさしく脱け殻と化したジィさんが深々と頭を下げる・・。
・・・つづく。
先日ある公園で、ボケーっと池の鯉を眺めてたら、近くにいた老夫婦の会話が聞こえて来た・・
バァ「お父さん!止めときなさいよぉ!」
ジィ「なぁに!こんなモン素手で・・」
何と、ジィさん鯉を手掴みしようとしてるではないか!!
(このドシロウトが!鯉をバカにしてんのか!?)
そう思ってはいないが、危険を察知した俺は・・
「そこは本来、池に浸かってる場所だからコケで滑りますよ!止めて下さい!!」
と、近年マレに見る親切心で注意を促したんですが・・
ジィ「へっへっへ!」
腕捲り完了して気合い十分!
(キング・オブ・ドシロウトだな!)
と、思う隙を与えないイキオイで・・
ズル~ン!
ドッポ~ン!!
(・・レジェンドに昇格だよ、ジィさん!)
バァさんがオロオロしてるから、俺が引き揚げるしかないじゃないですか!
小綺麗だったジィさんが・・
只の汚泥臭いジィさんに早変わり。
さっきのイキオイはどこへやら・・
すっかり意気消沈したジィさんと、寄り添い慰めるバァさん・・。
・・何か、
俺が気まずくなったじゃないか!
見かねた俺は・・
「これ使って下さい・・」
新品のタオルを差し出した(二枚!)。
ズボンを脱ぎステテコ姿の、まさしく脱け殻と化したジィさんが深々と頭を下げる・・。
・・・つづく。
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